前回の【開口部編】に続き、今回は【水まわり編】です。
水まわりとは、キッチン・バスルーム・洗面所・トイレなどを指し
家事を快適かつ効率よく回すためのキモとなる場所です。
- 1.【重要】洗面室と脱衣室は別々に
- 2.【重要】洗濯機と物干しスペースは隣接させる
- 3.バスルームは極力オプションを外す
- 4.浴室暖房乾燥機は不要
- 5.トイレは各階に
- 6.フルオープンキッチンは人を選ぶ
- 7.食洗機は深型一択
1.【重要】洗面室と脱衣室は別々に
これから家を建てようとしている方にも激推ししたいのが
洗面室と脱衣室を別々にもうけることです。
これは十数年前、義両親の家を建てる際に義母の希望をかなえるため
設計士さんから苦肉の策で提案された間取りだったのですが、
これが想像以上に使い勝手がよかったんですね。
別々だと、入浴する人と歯磨きする人が鉢合わせすることなく
年頃の娘さんとお父さんが気まずくなることもなしw
というか年代・性別など関係なくメリットしかありません。
他のどこかを削ってでもスペースを確保するべきです。
2.【重要】洗濯機と物干しスペースは隣接させる
最近は洗濯物を室内干しするお宅が非常に増えました。
ランドリースペースを設けている注文住宅も見かけます。
我が家は浴室・洗面室・脱衣室を2階に配置せざるをえなかったので
洗面化粧台の横に洗濯機、さらにその横に2畳のスペースを確保して
昇降式物干し竿を設置しました(ベランダも隣接しています)。
これで洗濯動線がかなり効率化できると期待しています。
3.バスルームは極力オプションを外す
実は住んでいた家のお風呂リフォームを検討していました。
結局はまるごと建て替えることになったのですが
リアルに考えていたおかげで、どんなお風呂にしたいか
明確になっていたのは良かったです。
「可能な限りオプションを外す」という至って単純な内容ですけどね^^
具体的にはカラン・シャワー・照明のみにして
鏡・収納ラック・カウンター・物干し用ポール・タオル掛けは無し。
こういうものはあればあるほど掃除の負担が増えるのでストレスです。
また浴室ドアは、あえて開き戸にしました。
ショールームで見ると、開き戸は非常にシンプルな構造で
引戸や折戸のレール部分のような掃除のしにくさがない
ということで採用しました。
4.浴室暖房乾燥機は不要
浴室暖房乾燥機ではなく普通の換気扇にしました。
賛否あると思いますが我が家には必要ありません。
特に乾燥機能。電気代がかかる割に仕上がりは今ひとつ。
使わないと分かっているものにコストはかけられないですね。
5.トイレは各階に
ここは夫と揉めました。
2人しかいないのにトイレが2ヶ所も必要か?と。
しかし夫婦2人暮らしでトイレを各階に設置した義母より
「年を取るほどありがたみが分かる。2階にもつけるべき。」
という助言をいただき晴れて採用となりました。
6.フルオープンキッチンは人を選ぶ
フルオープンキッチンとは、腰壁がなく
調理スペースが丸見えになるキッチンのことです。
(画像お借りしました)
画像のようなフルオープンのアイランドキッチンに憧れて
採用する方が増えているらしいのですが、
これはマメな性格で掃除片付けが苦にならない方向け。
私のようなズボラ主婦はショールームで「まぁステキ♪」で
とどめておくのが無難ですw
7.食洗機は深型一択
これまで20年以上、食洗機を愛用してきており
食洗機のない人生など考えられません。←真剣
国内メーカーのビルトイン食洗機は
深型と浅型がありますが、深型一択です。
調理器具まで余裕で洗えて本当に便利なのです。
もし迷われている方がいたら、初期コストが上がっても
深型を選んだほうが後悔しないと断言できます。
*
・・・というわけで、【水まわり編】をお送りしました。
まだ他にもお伝えしたいことはありますが長くなるので割愛します。
次回は【その他編】です。
以上、むぅでした^^