たぱぞうさんの本を読んでみた

こんにちは、むぅです。

 

久しぶりに食指が動いた本があります。

私が尊敬している個人投資家のお一人、たぱぞうさん

『米国株で始める100万円からのセミリタイア投資術』

 

読んでみたいと思ったのは

◆第4章 たぱぞう流ハードアセット投資の新常識

◆第5章 たぱぞう流資産額別運用プラン

に、特に興味をそそられたからです。

 

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 ハードアセット投資について

ハードアセットとは不動産や太陽光発電など(他にゴールド、絵画等)

『それ自体が価値を持っている資産』のことです。

対して株や債券、現金といった有価証券をベースとしたものはペーパーアセットと呼ばれます。

 

不動産投資についてですが、たぱぞうさんによると

「東京都内だとキャッシュフローベースで2~3%出れば十分な投資といえる」

「イメージとしては債券に近いようなリターン」

 とのこと。つまり1億円の物件で、諸々の経費を差し引いて

年間の手残りが200~300万あれば合格ラインということです。

 

また不動産投資を行うのは

ある程度の資産が積み上がってきた時点で

ボラティリティの大きい株式投資だけでなく

資産の一部をハードアセットに「分散」することで

安定運用を図るため、という考え方です。

分散投資の王道である債券も低空飛行ですしね。。。

 

レバレッジをきかせながらも

価格変動がゆるやかで、比較的安定した収入が見込める点では

FXや株の信用取引より安全な側面があるようにも思います。

 

キャッシュフロー2~3%と聞いて

「うわー、たったそれだけ?」と思いましたが

都内は不動産価格が高いですからね。。

地方ではパーセンテージは上がると思いますが

圧倒的に人口が少ないので他のリスクが高くなりそうだし

そうおいしい話はないってことでしょう。

 

私自身、ハードアセットに関心はあるものの

「手を出すのはあまり現実的でない」と思っていました。

しいて現実味があるとすれば、実父に万が一のことがあって

相続が発生した場合です。

 

実家は田んぼや畑、遊休地を複数所有しており(田舎あるある)

その一部を相続して太陽光パネルを設置するというのがそれですが

どうなるか分からない未来のことで取らぬ狸の皮算用というのもね^^;

 

また不動産投資は正直ハードルが高いんですが

近所を歩いたり、どこかに出かけたり、あるいは子供たちが

進学した時のアパート契約時など、オーナーになった気持ちで

賃貸物件を眺めることが趣味というかクセになっていますw

 

そういった目線で見ていると

オーナーの、物件や賃借人に対する愛情や心遣いというのは

入居率に色濃く反映しているように感じます。

オーナーの考え方や人柄は物件ににじみ出るし、

にじみ出た物件は自然に人を呼び寄せるんじゃないかと。

逆もまた然りです。

 

そんなこんなを色々考えてると、

面白そうだなぁ~やってみたいなぁ~と思っちゃいますが

まだまだ勉強不足です。 

  

長くなりましたので、つづきはまた次回に。