わたしの家づくり【開口部編】

 以前にも書きましたが 、家を建てることになりました。

100人の施主がいれば100通りの考えがあり100通りの家になります。

その中の1つということで、私の考えや選んだポイントなどを

【開口部】【水まわり】【その他】に分けて述べてみたいと思います。

今回は【開口部編】です。

 

 

1.大きな開口部がない

建てる家には掃き出し窓がありません。

というか、引き違い窓をまったく採用していません。

 

特にリビングは「明るく開放的な空間」にすべく

南側に大きな窓を設けるケースが多いのですが

昨今、もう1つ踏み込んで考えてもいいのではと思います。

 

防犯やプライバシー問題、掃除が面倒、

さらには夏場の異常高温、冬の大寒波、地震や台風の激化など

大きな開口部(特に南側)を設けることのメリットより

弊害のほうに目がいってしまうんですよね。

 

加えて我が家のリビングは目の前が駐車スペース、その先は道路。

窓が大きいとむしろストレスになりそうなので

すべり出し窓で視線を遮りつつ日光を確保する方法をとりました。

 

ここで引き違い窓を採用しなかったのは

構造上、外部からの汚れが入り込みやすいからです。

密閉性に劣るなら遮音性にも影響がありますので

わりと交通量の多い道路に面した我が家では窓を

【すべり出し・FIX・その混合】のいずれかとしました。

 

2.カーテンレールをつけない

私が希望したことの1つに【カーテン不要の家】があります。

ホコリを吸うものをできるだけ存在させたくないことと

洗濯の手間を省きたいことが大きな理由です。←ズボラ主婦

 

1で述べた大開口窓に否定的なのは、

明るく開放的な空間を求めていながら

結局、年中カーテン閉めっぱなし(あるいはシャッター閉めっぱなし)

になりがちな家が多いことに疑問があるから、という事もあります。

 

ということで我が家はカーテンをつける必要のない窓の配置・仕様にして

設計段階でカーテンレールをすべて外しました。

まだ住んでいないので目論見どおりにいくかは不明ですがね。。。 

 

3.窓の多くは型板ガラスを採用

窓は【透明ガラスか型板ガラスか】も選択を迫られます。

違いはこんな感じ。

f:id:mu-lu:20210620132315p:plain(画像お借りしました)

 

型板ガラスは拡散によって光が柔らかくなり、光量もやや落ちます。

我が家では8割近い窓を型板ガラスにしました。

 

特に1階はすべての窓を型板ガラスにしており、とりあえずは

カーテンがなくても外部からの視線を遮ることができます。

 

ただ、夜間在宅時や日射(特に夏場)の具合によっては

対応が必要になるかもしれません。

その際はまずガーデニングの趣味をいかし、樹木やグリーンカーテン

室内観葉植物でカバーすることを計画しています。

 

4.窓の配置は内観と外観の両方から、しっかり考える

窓の配置が建物外観に与える影響は少なくありません。

窓の高さをそろえる・幅をそろえる・等間隔に設置する

こういった部分を意識しながら、内観と外観のどちらから見ても

すっきりとした窓の配置にすると映える家になるはずです^^

 

5.玄関ドアはデザインとコスト優先

玄関ドアは電子錠タイプを検討していましたが夫に一蹴されましたw

コスト・選択肢の少なさ・気に入るデザインがないことに加え

いざとなれば後から対応可ということで話はサラッと終了。

仕事場と自宅が兼用のため、一般家庭よりも玄関の使用頻度が低い

という事情もあります。

 

6.室内ドアは上吊り引戸

室内のドアはほぼ、上吊り引戸です。

開き戸やレールありの引戸よりも価格は上がりますが

床がフラットに仕上がり使い勝手も良いということで採用。

でも浴室ドアは開き戸を採用しているんですよね。

このあたりは【水まわり編】でも触れたいと思います。

 

 

・・・というわけで、今回は【開口部編】でした。

家づくりは選択の連続で、集中力がいるしホントに疲れますが

1つ1つ納得して答えを出していく作業は充実感もあります。

 

次は【水まわり編】の予定です。

 

以上、むぅでした^^