リーマンショック当時と今、私の変化について。

2008年のリーマンショック時、私はペーペーの市場参加者でした。

その少し前、小泉政権の頃に国内株を買って保有しており

株価も好調で「株をやらない奴は×鹿」といった雰囲気が

漂っていたように記憶しています。

 

しかしサブプライムローン問題、やがてリーマンブラザーズの経営破たんで

世界中で株価が暴落し、連日マスコミで大きく取り上げられました。

資本主義社会の終焉、いやこの世の終わりのような雰囲気でしたね。

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今回暴落を初めて経験した方の心中を思うと、

リーマンショックの頃の自分とリンクしてしまいます。

頭の中がグルグルして、何となく地に足がついてないような感じで、

日常生活にも何かしら影響が出ているかもしれません。

しかも今回は、発端となったコロナウィルスで日常そのものが普通でない状況です。

 

当時は連日報道されるネガティブなニュースから目を背け

怖くて証券会社の口座を見ることもできず、完全フリーズ状態。

 

ただ「投資なんてこりごりだ、もう二度とやるもんか」とは

不思議と思わなかったんですよね。

底打ちして株価が反転し始めた頃だったと思いますが、

投資のことをもっと知りたい!という思いが強烈にこみ上げてきて

図書館で本を借りまくり、ネットで情報を漁りまくりました。

 

やがてインデックスファンド、積立投資、ポートフォリオ理論といった

存在を知り、株価や為替をチェックすることが普通になり、

自分の暮らしと世界は実は密接につながっているのだという気付きがあり、

世の中を見る目がどんどん変わっていきました。

 

ちなみに当時保有していた国内株は数年塩漬けとなり、その後株価が戻って

来た頃にやれやれ売りで手放しました。厳密にはあと1銘柄持ってますけどw

またアベノミクスが始まって数年間積立していた「ひふみ投信」を売却して

以降、国内株には投資していません。

 

で、昔と今の違いをまとめます。 

・国内株→先進国株(日本除く)

・個別株→インデックスファンド、ETF(個別株も少量)

・スポット買付→積立買付(一部スポットもあり)

さらに

国債→外国債

・日本円→一部を米ドル と変化しています。

 

メンタル的に動じなくなったのは

・リーマン時と同じ轍は踏まない、相場から退場しないという意思

・全体のアセットアロケーションを把握している(マネーフォワード様様です^^)

・今の投資スタンスで大体問題ないと思っている

・資本主義社会が続く以上、投資をしない選択はない 

・ゲーム感覚でやっている部分が多少ある

・単純に加齢によって鈍感度が増したw

といった理由によるものです。

 

そして、今も昔も変わらないものとして

・収入を増やす努力

・支出を減らす心がけ

を結婚してから地道に継続してきた点があげられます。

これは夫か妻どちらか片方だけが頑張るのではなく、

夫婦で足並みそろえると相乗効果で大きなパワーを生み出します。

実はこれが一番重要なんじゃないかなぁと思っています。

 

資産が増えるほど、これまでの風景がどんどん違うものに見えてきます。

私もまだ道半ばですが、経済的精神的にゆったりとした生活を送るべく

これからも投資を続けていきたいと思っています。 

 

以上、むぅでした^^