断捨離がとんでもない呼び水になったというような話(長文です)

数年前に自宅を建て替えたのを機に

あまりモノを持たない・増やさないようにしています。

 

一応、建て替える前も断捨離を進めていました。

子供たちが家を離れ、空き部屋ができたので

夫婦それぞれの個室を設けることになり、その流れで

「この際思い切っていろいろ処分しよう!」と。

 

クイーンサイズのベッドやソファ、スピーカー、卓球台と

大物をどんどん手放しました。

 

当時は家の中をスッキリさせることが目的で

家の建て替えはまるで想定していませんでしたが

それから1年も経たないうちに、そうせざるをえない状況に

なってしまいました。

 

理由は・・・・火災(!)です。

隣家から出火して我が家にも燃え広がり

結果的に2棟全焼1棟半焼、火元の住人が複数焼死という

NHK全国版でも報道されるような惨事でした。

(隣家は更地となり、事故物件として大島てるにも載っています)

 

いま思い返しても、本当に大変だったわけですが

再建作業をやっていく中で思うことがいくつかありました。

 

まず『これは断捨離が引き寄せたんじゃないか?』ということ。

断捨離すると思いもよらないことが起こりがちとは、よく聞く話です。

我が家は断捨離が呼び水となって家ごと断捨離になったという(^^;

 

さらに『思考が現実化したのかも?』という面も否めません。

建て替え前の家はもともと住居専用ではなかったため

無駄に広く、あらゆる点で住みにくさを感じていたり

築年数的にメンテが必要になってきたりで

どうにかしないとな〜・・と思っていたら

本当にどうにかなってしまった、という感じで。

 

私は40代以降【思考が現実化する】事象がよく起きていて

これが人生100年時代の折り返し地点で起きたということに

何かしらの意味を思わずにはいられませんでした。

 

そして自分の住む家を自分で設計するという

建築を学んだ経験が数十年の空白を経て役に立ったのも

「ああ、ここで回収するようになっていたんだな」

と腑に落ちた次第です。

 

長く快適に暮らすための家づくりのポイントをまとめています↓

一方で、火災保険を潤沢に掛けていなかったため

費用全額をカバーしきれず数百万円を自腹で払う羽目に。

 

そこで思ったのが『投資をやっててよかった』です。

しかるべき時に躊躇なくお金を使うための投資、という

ヤマゲン先生の教えを心に刻んでおいて良かったです。

 

 

ほとんどすべての荷物は問答無用で処分となり

アルバムなど二度と手に入らないものも焼失してしまいましたが

ショックなのは一時的で、あとは意外にどうってこともなく。

 

悲しいとかより、いっそ清々しいという感情が湧いてきて

起きたことを嘆いても仕方ない、これからだ。と前向きになり

生きていくのに物はさほど必要ではない、と強烈に思い知りました。

 

亡くなった方がいるのに罰当たりなことを言ってるかもしれませんし

引き寄せだの回収だの都合のよい解釈だと思われるかもしれません。

なんなら若干、私もそう思っています。

でも実際に、暮らしやすい家+シンプリスト生活という望みを

手に入れることができたので結果オーライって感じです。

 

ということで、断捨離すると人生が変わるような出来事が

起きるかもですよ〜という話でした。

あ、持ち家の方は火災保険をしっかり掛けといて下さいねw

 

以上、むぅでした。