金融庁よりNISA制度の拡充案が出されました。
詳しい内容は他のブログや動画をご覧いただくとしてw
あくまでも要望の段階なので、すべてが実現するかは不透明ですが
『あ~、やっと少しはまともになりそう。』というのが感想です。
こんなの最初から、お手本としたイギリスのISAをまるっとパクッてれば
OKだった話なのに、なんでこうもこねくり回す必要があったのか。
NISAが誕生したあと、つみたてNISAやジュニアNISAが作られ
つい最近まで2階建てのなんちゃらかんちゃら?で
ただでさえ複雑な制度をますます面倒くさいものに
しようとしてましたよね。
そこそこ長く投資をやっている私でさえ
ワケワカメ状態でイライラ感があったのに
まったくの投資初心者がついてこれるの?
【貯蓄から投資へ】に激しく逆行してるでしょコレ?と。
金融庁は以前から要望を出していたようですが
政治家のセンセイ方が阻止してたみたいですね。
富裕層との格差を助長するとかなんとかで。
いやいや、資産がケタちがいの超大金持ちにとって
何十万、何百万はもはや誤差ですから
やるだけ手間なNISAなんて見向きもしないパターンも多いはず。
今回、それなりに要望案が通ったとして
その見返り条件みたいなものが出てきそうな気もします。
まず考えられるのは現在20.315%の分離課税の税率引き上げ。
富裕層との格差是正を、と言うのならココですよね。
資産管理会社も目をつけられる可能性がありそうです。
新NISAの拡充案については、大多数の国民にとっては
プラス要素が多く歓迎すべきものですが、その一方で
個人の税負担は重くなるという大きな流れは止められません。
おそらく私を含め多くの個人投資家は、各々の状況を鑑みつつ
国の出方をじっと観察していると思います。
何はともあれ、新NISAはシンプルで分かりやすい仕組みにして
誰もが取っかかりやすいものにしないとダメです。
以上、むぅでした。